東北電力(株)上越火力発電所を見学しました。
日時 5月9日(木) 晴れ、午後1時30分〜3時10分
場所 上越市八千浦1 東北電力㈱ 上越火力発電所
参加者 松原、馬場、内田、永井、本間、田口の計6名
同発電所はLNGを燃焼し発電する火力発電所で、57.2万kWの発電出力です。LNGの燃焼によりガスタービンを回し、さらにガスタービンを回した後の排ガスから熱を回収し蒸気タービンを回し、二つのタービンの力で一つの発電機を回しています。同じ燃料を2回使うという発電方式「ガスコンバインドサイクル発電設備」を採用し、世界最高となる63.6%の熱効率を達成しているそうです。
またガス火力発電の特徴として、太陽光や風力発電の変動にも素早く対応できるそうです。さらにCO2などの環境負荷を低減することにも貢献している由。水素ガスやアンモニアガスとの混焼も検討しているそうです。原発と比較し、どの程度の発電コストとなるのか、興味深い発電所の一つでした。
当日は定期点検中で、発電機から取り外されていた二つのタービンを拝見することができました。さらに海水や真水のクリーニング話もお聞きしました。大変勉強になりました。
当日は、鈴木所長、小林副所長、阿部副所長さんはじめ多くの方々からご説明いただきました。ありがとうございました。特に柏倉さんには計画当初から丁寧に対応していただき,感謝いたします。(Y.T.記)
案内して下さった皆さんと